

順位 |
名前 |
チーム |
タイム |
1 |
中込 由香里 |
SY-Nak SPECIALIZED |
1:57:39.74 |
2 |
真下 正美 |
SY-Nak SPECIALIZED |
1:59:58.24 |
3 |
橋 いづみ |
SY-Nak SPECIALIZED |
2:01:22.48 |
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●2003年 全日本マウンテンバイク選手権大会
(兼2003年アジアマウンテンバイク選手権&世界マウンテンバイク選手権大会)代表候補選手選考会
日時:2003年7月20日(日)
場所:石川県・瀬名スキー場
今年度の国内No1を決める大会「全日本MTB選手権」」が、7月20日(日)石川県瀬女スキー場にて行われ、チーム シーナック・スペシャライズドが自転車競技史上おそらく初の1、2、3位表彰台独占の快挙を達成する事ができました。 応援ありがとうございました!
text: Yukari Nakagome
「私がロードレースからマウンテンバイクへとレース参戦を移した1995年は、シリーズ戦年間のポイントで全日本チャンピオンを決めていた。翌年より、一発勝負でその年の日本チャンピオンを決める全日本選手権が行なわれるようになり、前年と合わせて、3年連続で全日本チャンピオンの座を射止める事が出来た。あれから6年がたった。
もう1度、この全日本選手権で1番となって両手を挙げてゴールするシーンを何度も思い描いてきたが、本当に実現するとは、正直夢の中のようだった。
今の私の実力だけでは、とてもなし得る事は出来なかったと思うが、運と、勝ちたいという強い気持ちと、チームの力、応援してくれている人達の力が1つの大きなパワーとなって、この勝利をもたらしたと思える。
特にレース中はチームで前を追い、1人1人の頑張りが皆のパワーを倍増させ、その結果、チームとしても表彰台を独占する事が出来た。
チームが一丸となってBestを尽くした結果が実を結んだ事が、何より嬉しい。
正直、今シーズンはかなり厳しい状況だった。
去年までは年齢の事を考える事もなかったが、今年はパフォーマンスの低下や回復の悪さから、ついつい弱気が顔を出す事が多かった。出場できるレースも限られていて、今年最も重要なアジア選の出場も危うかった。それでも、昨年のオフからこのコースのポイントをイメージしながらトレーニングし、この日に合わせたトレーニングも的中した。今シーズンの中では最も良い状態でレースに臨めた。
トップ選手のパンクというアクシデントは残念であり、以前の私であったら、この勝利を素直に喜ぶ事は出来なかったと思う。しかし運だけでは決して掴み取る事が出来なかったこの勝利を、今は素直に喜ぶ事が出来る。
この上昇気流に乗って、これからのレース、そしてアジア選を戦っていきたい。」
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