★★★SY-Nak レーシングキャンプ2006春★★★
SY-Nak Racing camp 2005

2006年3月25日(土)〜26日(日)

毎年恒例となった春のレーシングキャンプ
いよいよ今年もシーズンが始まる!

この季節はまだ気候が安定せず、おもいきり冷え込んだり、雪が降る事もあります。
今年も、3日前に雪
でも、当日は天気に恵まれ、早春の野辺山を思いっきり走りました。

キャンプは、たった2日間だけれども、その後は各々の生活にもどり、各々のトレーニングが続きます。
だから、キャンプがその場限りの楽しみで終わってしまわないような、内容を重視しました。
ふだんのツーリングだったら、美しい景色を堪能しながら、隣の人との会話を楽しみながら、という感じで走る事が多いけれど、今回のキャンプのテーマは、「自分の体を意識して走る」という事に重点を置いてみました。

力を抜く、体幹を意識する、それをスピードにつなげる、といった少し難しい内容だったけれど、皆さん自分自身と一生懸命向き合っている様子でした。

オフロードでは、重心の位置や移動、視線、過重と抜重といった事に気をつけながら、部分練習をしたり、仲間のトライを見たりしながら、良いイメージを作っていきます。
短い時間で、上達する事は難しいけれど、ちょっとしたこつをつかんで、かなり上達した方もいましたね

色々な方がいて、レベルも様々
でも、共通点は自転車が好き、そしてレベルアップしたいと思ってる事
MTB仲間が集まり、お互いに刺激しあったり、励ましあったりしながら、モチベーションをUPさせるのも、今回のキャンプの狙いの一つだから、お互い、とっても刺激しあえたし、楽しめましたよね

自分達の持っている物は、出来るだけ多くの人に、出来るだけ沢山伝えたい。
そう思って始めたレーシングキャンプですが、どれくらい伝えられたか・・・
でも、実際の所、参加者の皆さんに与えてもらう物って、とっても大きいんですよね(^^


上りを速く走りたかったら、まずは力を抜いて走ってみる事から始めてみましょう。

パイロンを使って、仮想シングルトラック練習
後輪のラインを頭に入れ、パイロンの裏側を狙って行く。


サドルを持ってスラローム
ハンドルだけでは曲がれません。
2輪車は、バランスの乗り物なのです。

ブレーキングと方向転換を同時にこなすドリフトターン練習
タイヤのグリップに頼らない、バランス感覚も身につけましょう。
でも、路面を傷めるので、山の中ではやっちゃ駄目よ


右ターン
でも、速く曲がるためには、逆側に振る事もあるんです。

みかん箱を置く様に、まずバイクを先落とし
頭が安定してさえいれば、意外とどうって事ない。
重心位置が掴めて来たら、次は逆に頭を先落としね

自然の中も、人口セクションも、基本は皆一緒
ちょっとした応用だけなんですね
クリアーできるセクションが増えることで「できる!」と自信が付いて来る事が重要


グッ、緩、グッ、緩・・・・・
きつい上りほど、初動負荷を意識し、緩める所は緩める。

激上りのゴールは、いやらしい段差
まず前輪を乗せる ⇒ 前輪に重心を移す ⇒ ハンドルを押しながら後輪を引き付ける。
右脳でできる様になるまで、一つづつ練習ね

上りの斜め丸太も、基本は一緒
まずは垂直から、少しづつ角度を付けて練習してみましょう。

そして今年もちょっかりDH
止まらないからブレーキを握る。
でも握ってしまうとロックして、余計に止まらない。
でも、止まらないから余計に握ってしまう。
分かっちゃいるけど離せない。


最後の追い込みは、約10分間、平均勾配8%のハンディキャップヒルクライム
常に目の前に目標があるので、知らず知らずと追い込んでしまう。


では、ご参加頂いた皆さんに、ポイントをお浚いです。

●ヒルクライム
・力を抜く
・ギヤは軽め
・体幹を意識する
・呼吸を合わせる
・リズムを作る
・へそ下(丹田)を意識する。
・↑を含め、まずフォームを意識 ⇒ そしてスピードに繋げる

●シングルトラック
・今の重心ポイント
・先の重心ポイント
・目線
・加重と抜重
・セクションごとに動きを止めず、流れるように
・横の動き、縦の動きで加速する


          グループ単位でも随時開催します。  リクエストはこちらまで