★★★SY-Nak レーシングキャンプ2007春★★★ 

SY-Nak Racing camp 2005

 2007年3月24日(土)〜25日(日) 

今年も「春のレーシングキャンプ」でシーズンの幕開けです!

今回は、一日目は、技術的なレクチャー形式のものを中心に
二日目は、一日目に学んだ事を、少しでも生かしながらの走り中心のメニューを考えていました。

しかしあいにく、二日目は天候が悪く、残念ながら予定していたコースは変更せざるを得なかったものの、、午前中は室内で、自分の体をより上手く使えるような体操を皆でやったり、勉強会をしたり、普段出来ない事をやり、昼からは雨もあがり、トレール練習へとなりました。
雨あがりの、非常に難しいコースコンディションでしたが、皆で悲鳴をあげながら、それでも楽しく、ちょっぴり苦しめるセクションも設けて、けっこう盛沢山の内容になったと思います。

2日間という限られた時間の中では、どうしても出来る事は限られています。
本当ならば、1つのポイントをじっくりしっかりやりたい所ですが、それではやれることが限られてしまうので、どうしても駆け足になってしまいます。
それでも、今回は参加者の方々のレベルが大きく離れていなかった為、殆どの内容をグループ分けする事なく、全員が一緒に取り組めました。
人の走りを見ながら、良い見本、悪い良い見本を見ながら、自分もチャレンジしていく中で、イメージを作り、コツをつかんで、上達していく風景を数多く見る事ができました。
これは、一人でやっていては、つかめない物ですよね。

これからいよいよ本格的なレースシーズンが始まります。
今回のレーシングキャンプが、皆さんの実になる事を願っています。



基本ポジションのチェック
でも、これはあくまで基本
体格が同じでも、レベルが変ればポジションも変ってくるのです。

基本中の基本、ブレーキング
前ブレーキをしっかり使って、重心を後ろに移動し、後輪をロックしないように最短距離で止まる練習
制動距離を短く出来れば、トップスピードも長く保てるんですね
簡単な様で見逃しがちだけど、やってみると意外と後輪を引きずってしまう。


コーナーリング中のバイクの動きを、超ミニチュアバイクで説明中
皆さん、見えます?
半分ギャグのつもりだったけど、意外と分り易いと好評?

連続谷越え
こういった、一見減速ポイントも、下り→吸収を上手く使うと、ブランコの様に加速ポイントにも使える。
MTBは障害物競走。障害を逆に味方に付けられれば、速く楽しく走れる訳ですね

←→のイメージを簡単に説明すると↑
コップはバイク、水は人、水面は頭
コップをいくら動かしても、水は柔軟に形を変え、水面は動かない。
水には意識がないけれど、自然にそうなりますね
そう、意識している間は、どうしても動きはぎこちなくなりがちだけど、平衡感覚を研ぎ澄まし、無意識に出来る様になってきたら、ワンランクアップです。



トレイルには、一見気づきづらい所にも、バンクとして使える所が沢山ある。
コーナーは減速するものと思いがちだけど、バンクの遠心力を使えば、これまた加速できる訳ですね
タイヤのエッジを上手く利かせて、スノースポーツで言う所の、カービングターン感覚ですね


ペダリングの基本は回す事
ハイッ、そういう訳で、超高回転インターバル
グルグル回っているのに、なかなか近づいて来ない。
やる方は必死でも、見てる方は笑っちゃいそう(^^;

まずは、コースを歩いてポイントやライン取の確認
しっかりイメージを作ってから走り出し・・・・ても、なかなかイメージ通りには行かないもの。
最初は左脳で走っていても、右脳で走れる様になってくれば、意外と簡単



上りの段差
重心を後ろに引かずに前輪を引き上げ、前輪が乗ったら前方にジャーンプっていうイメージで行くと、あーら不思議!簡単ですね

急勾配下りのタイトターン
ポイントは、体重移動と目線
少し前に走っている自分を追いかけるイメージで

練習の再確認の意味も含めて、みっつん選手を先頭に、レースペースでのライディング

1日目の締め括りは、庭コースでテクニック練習
先をイメージして繋げて行かないと、攻略できない。
オフロードを走る上での基礎が、ギッチリ詰まっています。




夜は、日中の走りのビデオを見ながら再確認
自分のイメージと実際の動きには、意外とギャップがあるもの
BB軸の感覚がつかめてくると、タイヤのグリップに頼らずにバランスを取れる様になります。

2日目(25日)
朝起きると、外は激しい雨
予定変更で、午前中は体操
まずはしっかりと、体を緩めて、その後、体中の筋肉を意識してみましょう。
走る前のちょっとした体操で、意識し辛い筋肉にも、スイッチを入れておけば、より多くの筋肉を動員出来る様になるのです。



今や心拍計はなくてはならない必需品の1つ
心拍や乳酸値の話等も含めて、ちょっぴりお勉強会

昼前には雨も上がり、トレイル練習
ウェットコンディションでは、更にタイヤに頼らない、重心バランスが重要

おなじみ、ダンシングレクチャー
疲れると思われがちなダンシングも、上手く使う事で疲れを軽減させられるのですね

テクニック系ばかりかと思えば、大間違い
しっかり燃焼してもらいます。
ジープロードでのハンディキャップヒルクライム
常に目標が目の前に居るので、力を抜けない。


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