2008 JCF 全日本MTB選手権大会


日時:2008年7月21〜22日  天候:晴れ  気温:27℃

会場:秋田県田沢湖スキー場

主催:財団法人 日本自転車競技連盟(JCF)
主管:たざわこMTBフェスティバル実行委員会




◆中込 由香里

使用バイク: SPECIALIZED S-Works EPIC Carbon
使用タイヤ: SPECIALIZED FAST TRAK LK S-Works 2BLISS (1.8気圧)
SPECIALIZED S-WORKS SAUSERWIND 2BLISS(1.8気圧)
●ウェア: Wave one
●アイウェア: adidas スーパーNova

全日本選手権。
オリンピック選考会を終えてから、ターゲットにしてきた大会。
選考会で、トップとの差を見せ付けられていたが、世界選やオリンピックを考えなくてよいので、全日本だけを見据えてトレーニングに集中する事が出来た。
勝つ事は厳しいけれど、可能性はゼロではない。
走るからには、白ジャージを目指す。

昨年、大好評だったコースは、大きな変更はないだろうと予測し、トレーニングもコースを考えて行ってきたが、ほぼ逆周りという事で、意表をつかれた選手が殆んどだろう。

あまり、楽しいという感じではないが、試走を重ねるうちに、コースそのものはかなり好きになっていった。
ドライコンディションだし、自分の力を発揮出来易いように思えた。

レース当日、暑さも厳しく、上りも厳しいので、タフなレースになる事が予想された。
望む所だ。
体調も良い。

スタート召集の直前にアクシデント。
前輪のパンクを監督が発見。
急遽、スペアーホイールに履き替え、スタート地点に並ぶ。
スタートまで一分をきり、このまま行くしかないと思う。
ホイールも少し重く、タイヤもベストチョイスではないが、悪くはない。
パンクを見つけてもらっただけでも充分プラス、と思ってたら、走ってきた監督が交換するという。
スタートに間に合うのか?
私が逆の立場だったら、とてもそんな芸当は出来ない。
大丈夫か?
すんなりと入らない。
パンクしたまま走り出した事を考えれば、少しぐらい遅れてスタートしたって良いや、と思った。
スタート15秒前に、リセットしてもらえた。
間に合った。スゴイ!ありがとう。

すぐにスタート!
良いスタートがきれた。
片山選手の背後に張り付いて、ゲレンデのつづらを上っていった。

無理をしすぎない上限位のスピードをキープ。
その間、二人の選手に抜かれてしまう。
ここで、開きすぎると、いつもと同じ。
我慢我慢と言い聞かせるが、脚が動いてくれない。

二周目後半の、つづらの下りで、ようやく二番手に上がれた。
苦しい事には変わりはないが、違う苦しみに変わってきた。
動かない苦しみから、追い込める苦しみに。
ここから、何処まで追い込めるかが勝負だ。
トップは、射程距離のタイム差ではないけれど、可能性はゼロではない。

このタフな条件でのレース。
本調子でないはずの、片山選手は、もっと苦しいはず。
その苦しみと闘っているのだから、私も闘わなければ勝てるはずはない。
周りが教えてくれるタイム差。
見えない相手を最後まで、必死に追った。

2位でゴール。
力は出し切ったと思うが、満足感は無かった。

かなわなかった。

力が違う。
解っているけど、挑戦する。
あきらめたら、終わりだから。
だから、満足は出来ない。

今回も、わざわざ秋田まで応援にきてくれたり、自分の過酷なレースが終わったばかりのクラブ員達がフィードに入り、懸命のサポートをしてくれた。
そうした気持ちにとても後押ししてもらえた。
サポート、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
そして、また頑張ろうと思えました。













優勝の片山選手を中央に、左はシドニーまで共に世界を目指し闘った小林可奈子さん








◆矢沢 みつみ

使用バイク: SPECIALIZED S-Works EPIC Carbon
使用タイヤ: 前後 SPECIALIZED FAST TRAK LK S-Works 2BLISS (1.85気圧)
●ウェア: Wave one
●アイウェア: adidas スーパーNova

コースががらりと変わった田沢湖のコース。
始めは上りが多くてきついなあという、印象しかもてなかった。
でも、試走を重ねていくうちに、面白みも出てきた。
 
今回の全日本選手権は、正直、体調やメンタル面など、トータルで見てみると、とても調子がよいとは言えなかった。
ここ数年のレースの中で、最もいけてない状態で臨まなくてはいけなかった。
色々な葛藤が自分自身の中にあった。
けれど、日本一を決めるとても大切なレースに出ないわけにはいかない。
今できる走りをしよう!
走ることだけに集中しよう!
そんな気持ちでいた。
 
試走で一緒に走っている由香里さんの調子はよさそう。
もしかしたら、いけるかも!
そんな期待も抱いた。
 
レースが始まって、すぐにやってくるつづらの上りは、6番で入った。
出口までに5位に上がったが、5位のまま3周目を終える。4位の選手は常に見えるところにいた。
このまま終わるわけにはいかないと思い、1つ順位を上げて4位で4周目を走った。
 
トップとはかなりのタイム差がついてしまった。
今の自分のをしっかり向き合って、これからまた、少しずつ上がっていきたい。
 
たくさんの応援してくださる気持ちを大切にして、ここからまたがんばっていきたいと思います。
応援に走りで応えていきます。
これからもよろしくお願いします!!



◆Resalt

 ●女子エリート XCO 6.1km x4

1

片山 梨絵

SPECIALIZED

1時間353517

2 中込 由香里 team SY-Nak SPECIALIZED 1時間372032

3

田近 郁美

GOD HILL

1時間414789

 ●男子エリート XCO 6.1km x 6 

1

山本 幸平

ブリヂストンアンカー 

1時間570954

2

辻浦 圭一

ブリヂストンアンカー

2時間00分51秒40

3

千田 尚孝

KHS Japan

2時間2分24秒39

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