2009 JCF MTBジャパンシリーズ XCO1
鹿児島/南さつま大会


日時:2009327()29() 
天候:曇り  気温:13

会場:鹿児島県南さつま市金峰レクの森公園

主催:マウンテンバイク南さつま市大会実行委員会
協賛:南さつま市、サイクルシティ南さつま推進協議会
公認:財団法人日本自転車競技連盟
後援:鹿児島県自転車競技連盟、日本マウンテンバイク協会、()日本自転車普及協会、
    かせだサイクリング倶楽部、鹿児島県サイクリング協会、財団法人JKA
運営:株式会社アウトドアスポーツ846
    



男子エリートスタート!


例年よりも一月ほど早い開催となった今年のMTBジャパンシリーズ開幕戦は、南国鹿児島県南さつまからのスタートとなった。

今回、ランキング上位人の欠場が目立ったものの、韓国からも大勢の参加者があり、国際色豊かな開幕戦となった。

女子エリートの方は、スタートから若い山本(BMC)が積極的にレースをリードするが、2周目からは中込(team SY-Nak SPECIALIZED) が先頭に出ると、そのまま2位との差を開き、昨年最終戦に続き、初戦をトップフィニッシュした。
一方男子は、竹之内(TREK) と小笠原(OGAS)のマッチレースとなり、MTBレースとしては珍しく、写真判定にもなりそうなスプリント勝負となり、小笠原が両手を高らかと挙げ、初戦を飾る終始手に汗握る名勝負となった。
スポーツからエリートまで、若手の積極性が目立ち、MTB界の今後が楽しみな09開幕戦となった。


使用バイク:

SPECIALIZED S-Works Era FSR Carbon

●使用タイヤ:

前後SPECIALIZED FAST TRAK LK S-Works 2BLISS (1.8気圧)

●ウェア:

Wave one

●アイウェア:

adidas スーパーNova


シーズン開幕戦
今年は例年よりも約1ヶ月早い開幕だ。
ここに合わせようとすると、オフトレーニングがみっちり出来ないので、あまり開幕戦の事は考えず、早い段階で仕上げるようには取り組んでこなかった。

ただ、出場する以上は、トレーニングとして走るのではなく、きちんとレースとして取り組みたかった。
レース二週間前から、レーススイッチを入れ、かなり即席レースモードに持っていった。
まだまだレースをする為のトレーニングは足りないけれど、それなりには持ち上げられてレースに臨む事が出来た。

初めて走るコース、金曜日に現地入し、コースも入念に走る事が出来た。
ちょっといつものJシリーズとは感じの違うコース。
高低差が非常に小さく、大きなアップダウンが無い。
約5kmのコースに、クネクネと入り組みながら、小さなアップダウンを繰り返すシングルが4つ。
高低差は無いと言っても、ハードに走れば心肺も足もハカハカになるし、そんな中でリズムを崩さず、ハンドルさばきも重要となる。
これはこれで、なかなか面白いコースで、狭い敷地をフルに使ってレースコースにまで仕上げた関係者の方々や地元の方々の努力が伺える。

特質すべきは、ここの土質。
水はけが非常に良く、土曜日は一日中小雨が降り続いていたが、雨の中でも、日曜のレースでも土は全くベチョベチョツルツルにならず、ドライよりも汚れない位。
ドライタイヤで全く問題無く走れ、うれしい限りだ。

何年やってても、やはり開幕戦というのは緊張するものだ。
自分の調子、相手の調子が計り知れない。

レースは1周目ショートカット+5周の計6周
ここの所、力を付けてきて、スタートの良い若手の山本選手が、飛び出しレースが始まった。
パワフルに走る山本選手の走りに引っ張られ、2周目でトップにたち、そこからは独走となった。
気持ち的には楽に落ち着いて走る事が出来、トラブルも無く、最後までペースを崩さず走りきる事が出来、開幕戦優勝と幸先の良いスタートを切る事が出来た。

まだまだ、走りのイメージとのギャップも大きく、課題はたくさんあるが、しっかりとトレーニングをして、次に繋げていきたい。
1ヶ月後の八幡浜では、フルメンバーでの戦いとなると思うので更に精進していきたい。

今回、一緒に参加した仲間達も成長の証をいい走りで見せてくれ、自分自身の励みにもなった。
これからも、高め合っていきたい。

今回は、時期的な物か、やはり開催地が遠方であった為か、開幕戦にも関わらず、選手の参加数が少ない事が非常ではあったが、選手、関係者、マウンテンバイクに関わる人々、皆で力を合わせて、今年一年レースを盛り上げていきたい。

応援ありがとうございました。
今シーズンもどうぞよろしくお願い致します。

◆中込 由香里




集中を高めてスタートラインへ



今シーズンの相棒「SPECIALIZED S-Works Era FSR Carbon 」は正に最高のバイク!


前日から明け方まで雨模様だったものの、レース後のバイクの汚れは、ご覧の通り
日本中の土がこんなだったら・・・

Resalt 

 ●女子エリート XCO 4.8km+5.1km x 5周=6

1

中込 由香里

team SY-Nak SPECIALIZED

1時間385932

2

山本 佳苗

BMC/フタバ商会

1時間441161

3

重兼 みゆき

焼鳥山鳥/CRRATEC

1時間522627


 ●男子エリート XCO 4.8km5.1km x 7周=8 

1

小笠原 崇裕

OGA-STYLE/CRRATEC

1時間511740

2

竹之内 悠

TREK

1時間511741

3

Cooper Dylan

TREK

1時間515640


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