シーズン開幕戦
今年は例年よりも約1ヶ月早い開幕だ。
ここに合わせようとすると、オフトレーニングがみっちり出来ないので、あまり開幕戦の事は考えず、早い段階で仕上げるようには取り組んでこなかった。
ただ、出場する以上は、トレーニングとして走るのではなく、きちんとレースとして取り組みたかった。
レース二週間前から、レーススイッチを入れ、かなり即席レースモードに持っていった。
まだまだレースをする為のトレーニングは足りないけれど、それなりには持ち上げられてレースに臨む事が出来た。
初めて走るコース、金曜日に現地入し、コースも入念に走る事が出来た。
ちょっといつものJシリーズとは感じの違うコース。
高低差が非常に小さく、大きなアップダウンが無い。
約5kmのコースに、クネクネと入り組みながら、小さなアップダウンを繰り返すシングルが4つ。
高低差は無いと言っても、ハードに走れば心肺も足もハカハカになるし、そんな中でリズムを崩さず、ハンドルさばきも重要となる。
これはこれで、なかなか面白いコースで、狭い敷地をフルに使ってレースコースにまで仕上げた関係者の方々や地元の方々の努力が伺える。
特質すべきは、ここの土質。
水はけが非常に良く、土曜日は一日中小雨が降り続いていたが、雨の中でも、日曜のレースでも土は全くベチョベチョツルツルにならず、ドライよりも汚れない位。
ドライタイヤで全く問題無く走れ、うれしい限りだ。
何年やってても、やはり開幕戦というのは緊張するものだ。
自分の調子、相手の調子が計り知れない。
レースは1周目ショートカット+5周の計6周
ここの所、力を付けてきて、スタートの良い若手の山本選手が、飛び出しレースが始まった。
パワフルに走る山本選手の走りに引っ張られ、2周目でトップにたち、そこからは独走となった。
気持ち的には楽に落ち着いて走る事が出来、トラブルも無く、最後までペースを崩さず走りきる事が出来、開幕戦優勝と幸先の良いスタートを切る事が出来た。
まだまだ、走りのイメージとのギャップも大きく、課題はたくさんあるが、しっかりとトレーニングをして、次に繋げていきたい。
1ヶ月後の八幡浜では、フルメンバーでの戦いとなると思うので更に精進していきたい。
今回、一緒に参加した仲間達も成長の証をいい走りで見せてくれ、自分自身の励みにもなった。
これからも、高め合っていきたい。
今回は、時期的な物か、やはり開催地が遠方であった為か、開幕戦にも関わらず、選手の参加数が少ない事が非常ではあったが、選手、関係者、マウンテンバイクに関わる人々、皆で力を合わせて、今年一年レースを盛り上げていきたい。
応援ありがとうございました。
今シーズンもどうぞよろしくお願い致します。
◆中込 由香里
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集中を高めてスタートラインへ
今シーズンの相棒「SPECIALIZED S-Works
Era FSR Carbon 」は正に最高のバイク!
前日から明け方まで雨模様だったものの、レース後のバイクの汚れは、ご覧の通り
日本中の土がこんなだったら・・・
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