第16回 アジア マウンテンバイク選手権



開催場所:韓国Jecheon

大会期間:20109月26日〜29日
XCO日時:9月29日   天候:晴れ  気温:20
コースコンディション:ドライ


http://www.asiancycling.com/


使用バイク: SPECIALIZED S-Works Era FSR Carbon
使用タイヤ: SPECIALIZED FAST TRAK LK S-Works 2BLISS (1.7気圧)
●ウェア: Wave one
●アイウェア: adidas イーブルアイ
●サプリメント: WGHpro
●コンディショニング アスリートネット湘南

◆ナショナルチームサポート 
ニューハレテーピング (大会期間中、レース時使用)
サプリメント ケンタイ (大会期間中使用)
大会期間中身体コンディショニング ナショナルチーム

アップオイル グッドコンディション ウォームアップ プロ・アスリート
アフターオイル グッドコンディション アフターケア プロ・アスリート 

     

8月の騒動からやっと抜け出せた感じではあったが、直前のJシリーズでは、歯車が噛み合わず、不甲斐ない走りしか出来ず、精神的にも肉体的にも厳しい状態に追い込まれていた。
ここで逃げ出す事は出来ないので、このアジア選手権、11月に迎えるアジア大会に向けての取り組む心のリセットをきちんとし直し、覚悟を決めて大会に臨んだ。
身体と心のケアを助けて下さった方々には感謝の気持ちで一杯だ。

レース4日前に現地に入ってからは、選手としてやるべき事に集中出来る環境に身を置く事が出来、チームにマッサージャーを帯同して頂けた事も大きく、コンディションを上げていく事が出来た。

今回のコースは非常にハードなコースだった。
瞬発的なパワーが要求される斜度のきつい短い上り、持久力が必要とされる斜度のきつい長いのぼり、とてもタフで総合的な体力が必要だ。
いわゆるテクニカルコースではないのだけれど、ロードレースのようなコースではなく、パワーを伴ったテクニックが必要だ。
斜度のきつい長い上りと、その後の下り、共に後半の斜度が最もきつくなり、気が抜けない。

長い上りはひたすら耐えて頑張るしかない感じだったが、特に前半部分のテクニカルパワーセクションに苦戦した。
試走もそこの所とスタートの感覚を重点的に行った。

本番までに3回の試走が出来、軽く試走出来るコースでは無かったので、レース2日前はロードを軽く流した方が身体的には良さそうな感じだったが、コース練習をしない事にはどうしようもない感じだったので、3日間試走に費やした。
コーチのアドバイスもあり、本番までには少しはましに走れる感じにはなっていった。

雨も降らず、コースコンディションは良好。
体調も現地入りしてから、一番良い状態で本番を迎えられた。

三人の中国選手は、いずれも先の世界選手権で結果を残しているレベルの高い選手達で、梨絵選手を含めた4人はある程度の予想が出来る。地元開催で強化してきた韓国選手や他の国の選手のレベルは未知数。

まずはスタートで上位グループに入って進める事が必須。
スタートに集中した。

梨絵選手、中国2人に続いて最初のセクションを越えられ、良い感じで進められた。
前の中国に割って入りたい所だったが、ラインを変えて前に行く余裕は無く、逆にもう一人の中国に前に入られた。
その後、三人の中国選手が先頭に出て、梨絵選手が4番手、その真後ろで次のセクションを迎えた。
ここは試走でも1度もクリアー出来ていない急坂。
前の4人はあっさりと上っていってしまい、バイクから降りた私との距離は開いていってしまった。

その後、第1フィードまでに、韓国、ベトナムに抜かれ、その後の長い上りの頂上付近でもう一人の韓国に抜かれた。
ベトナムと韓国は視野に入っていて、1周目後半で韓国を抜き、2周目前半でベトナムを抜く。
5位までの選手達はどの辺りを走っているのか全く解らなかった。

3周目に入るあたりで、前との差をスタッフに確認するが、離れてしまっているようだった。
後ろはまだ安全圏では無い。

それでも、前の選手に大きなトラブルが無いとも限らないので諦めずに追う事、そしてこの位置は死守するという気持ちで最終周に入った。
その矢先、後輪に違和感。気のせいであって欲しいという思いも虚しく、後輪がズリズリしてきた。
パンク修理材も持っていたが、フィードはそう遠くないし確実に変える事を選択した。
フィードでメカニックに素早くホイール交換して頂いている間にエネルギーと水分補給。
最小限のタイムロスで復帰出来、後ろの選手に追いつかれる事もなかった。

あとは、トラブルを起こさないように確実に、頑張れる所は目一杯頑張って6位でフィニッシュした。

上位争いの一つ下のレベルでのレースしか出来なかった事は悔しいし、実力差を感じさせられた。
しかし、自分自身が出来るだけの事はやり、今の力は出せたと思っているので、しょうがないなという感じだ。

一方、金メダルが取れなくて悔しかったけれど、総合的体力が要求されるこのコースでも、1位の選手を追い続け、他の選手を寄せ付けなかった梨絵選手の銀メダルは私自身は誇らしい気持ちの方が大きかった。

アジア大会まで、自分自身を少しでも向上させ、少しでも良い状態で迎える事が出来るようにする事に集中して取り組んでいきたい。
そして、今度こそは一緒に金メダルを喜べるように、一緒に頑張っていきたい。

ここまで導いて下さった方々、応援して下さった皆様、ありがとうございました。









Japan team













今や世界トップクラスの実力の中国選手達と



◆Resalt
 XCO EliteWomen
1位  Chengyuan, Ren  China  1時間22分11秒
2位  Katayama, Rie  Japan  1時間25分25秒
3位  Shi, Qinglan  China  1時間27分03秒
6位  Nakagome, Yukari  Japan  1時間38分35秒
 XCO EliteMen 
 1位  Yamamoto, Kohei  Japan  1時間37分37秒
 2位  WANG Zhen  China  1時間38分22秒
 3位  DUAN Zhiqiang  China  1時間38分41秒
 

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