第17回 アジア マウンテンバイク選手権



開催場所:中国/蘇州

大会期間:20116月10日〜12日
XCO日時:6月12日   天候:曇り  気温:27
コースコンディション:マッド


http://www.asiancycling.com/


使用バイク: SPECIALIZED S-Works Era FSR Carbon
使用ヘルメット: SPECIALIZED S-Works Prevail
使用タイヤ: SPECIALIZED S-Works THE CAPTAIN (1.8気圧)
SPECIALIZED S-Works STORM Pro (1.8気圧)

●アイウェア: adidas evil eye halfrim pro S
●サプリメント: WGHpro
●コンディショニング:  アスリートネット湘南

今年走るのは、日本のオリンピック枠獲得が大きなモチベーション。
自分がその為に貢献出来るのは、このアジア選と、小さなポイントではあるけれども国内レースのみ。
それでも、枠が獲得出来るかどうかの瀬戸際にある状況の中で、1ポイントでも多くのポイントを求めるのなら、自分が走らなければと考え走った。

昨年、一昨年で2つのアジア選と1つのアジア大会を走ってきたけれど、そんな思いもあって今回大会に臨む気持ちは今までと少し違う物でもあった。
自分の力を試したいとか、おもいきり挑戦したいとか、大会を楽しみたいとかいう思いは無く、自分の出来る事をきちんとやって、1つでも上の順位でゴールする事が役割であり任務であると思って臨んだ。
あとは、チームの和を大切にしたいと思っていた。

アジアでのレースは、物事が思うように進まなかったり、食事や環境などでコンディションが上手く整えられない事が多いようだが、幸い私が参加してきたアジアの大会では特に困った事は無く、今回もリゾート地という事で、綺麗な場所だったし、ホテルも快適で食事も困る事は無かった。

日本チームは、万全の体制を整えて頂き、選手は走る事のみに集中させて頂けた。

本番までに3日間コース試走をする事が出来た。

1日目は気温35度であったらしい。
無理せず遅いペースで走っていても、レース心拍に近い。
上りが長く厳しく、乗っていけない区間もあるが、とんでもないコースではなく、一安心。
この日はじっくり試走に時間をかけたいと考えていたが、慣れない環境と暑さを考慮して、2周で終えた。

2日目、3日目は雨。
暑さは和らぐ。
雨の中であれば、ドロもまとわりつかず、思っていたより走りやすかったが、雨が止むと路面も重く、次第にドロもまとわりつき、この後どれくらい状況が悪化するのか不安であったが、以外と気にならず、その状況でベストを尽くすだけだと考えられた。
2日間とも1周で試走を終え、前日はスタートのチェックと、スタートダッシュで刺激を入れておいた。

この2日間でかなりの雨が降ったが、当日の朝は曇。
女子のスタート9時頃には振り出す予想をしていたが、降らず。
泥のまとわりつく最悪のコンディションか?

タイヤは前日の試走どおり。
前にボリュームのある雨用、キャプテン。後ろはドロに強い細身のストームを着用。
体調も万全でレースを迎えられた。

スタートは勢いだけでは上れない、舗装路のパワークライム。
ここで良い位置を確保したい所であったが、スタートを失敗したわけでもなく、パワーの違いをみせつけられた。
中国4人が勢いよく先行。
片山選手が続き、その後ろに何人か入られた。
シングルに入り、中切れがおきているが、抜いていくのが難しい。
一人をかわすにとどまった。
押し上りを終え、乗車出来る上りに入り、一人をかわす。
下りに入り、前の選手が近づいてきた。
第2フィードを過ぎ、下りで詰まりながら、抜けるポイントで抜く。

全体的に昨日よりヌルヌルしたドロだが、思ったよりひどくなく、乗車出来ない区間もさほど伸びていなかった。

ワンラップを終え、第1フィードで前との差は1分と言われた。
姿は見えないが、1分なら追える。
後半ループに入り、中国の姿が見えてきた。
少しづつ差を詰め、後半に追いつく。

前が垂れてきているのか、トラブルがあったのか解らないが、二人の勝負は絶対勝ちたいと思った。
しばらく並走が続き、相手の走りを見ながら、仕掛け所も考える。
まだ頑張るパワーは残っていそうだが、たんたんと一人でいくペースは相手はかなりダウンしている感じだったので、早めに振り切って独走したいと思った。

二人で最終ラップに入り、押し区間を終え、乗車出来る上りに入って抜ける所で抜いて頑張って踏んでいくと相手が少し離れた感じがした。
あとはミスをしないように丁寧に速く、自分の走りに集中した。

今、自分の出来うる最高の順位でゴールする事が出来た。

女子はアジア枠を中国に持っていかれてしまったが、日本は三人でベストを尽くし、稼げるだけのポイントを稼いだ。

男子はワンツー獲得。オリンピック出場を決めると同時に、2枠獲得の為に最善を尽くした。
灼熱の中、ジュニアも頑張り、全員が5位以内に入賞した。
ダウンヒルも男子2人ともが表彰台に立ち、クロカンのサポートにもまわってくれた。

スタッフ、選手、一人一人が高い志を持ち、同じ所を向いて自分の役割をまっとうしていった。
全てが上手くいったわけではないが、より良い方向に向かっている。

このチームの一員として、このレースを戦えた事を誇りに思っています。
チームの皆様、チームを支えて下さった皆様、応援して下さった皆様、ありがとうございました。



◆Resalt
 XCO EliteWomen 4.8kmx3
1位  Shi Qinglan  China  1時間23分13秒
2位  Katayama Rie  Japan  1時間28分13秒
3位  Liu Yin  China  1時間30分19秒
5位  Nakagome Yukari  Japan  1時間37分53秒
 XCO EliteMen 4.8kmx4 
 1位  Yamamoto Kohei  Japan  1時間34分10秒
 2位  Hirano Seiya  China  1時間37分47秒
 3位  Tong Weisong  China  1時間40分16秒
 XCO JuniorWomen 4.8kmx4  
 1位  Suksawat Mesiya  Thai  1時間9分18秒
 2位  Luchshenko Rimma  Kazakh  1時間11分52秒
3位  Iwade Manami  Japan  1時間13分28秒




























 













ジュニア女子で3位入賞の岩出愛未(club SY-Nak)




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