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日時:2014年10月13日(祭) 天候:曇時々小雨 気温:13℃ 会場:長野県富士見パノラマスキー場 コースコンディション:セミウェット
重要視してきた大会を終えた後のレースというのは意外と難しい。 アジア大会を気持ち良く終えられ、その解放具合というのか、高めてきたテンションを張り詰めたままには出来ないし、次のレースに繋げる為には思い切り解放というわけにもいかない。 アジア大会を終えた時に、ここまで上げていけたコンディションを、大会を終えて崩してしまいたくないという思いは強かった。 約2週間後の国内レース。そこで今度は日本のライバル達と良いレースをしたかったから。 レース後のクールダウンをしっかりとし、身体のケアもしっかりとしてもらい、気持ちはかなり解放してあげつつ、やるべき事だけはきちんとおさえてやる感じで。 体調を崩すことなくもなくコンディションもあまり落とさずに、リラックスして、それでも緊張感は失う事なく、今大会を迎えられたと思う。 アジア大会のメダルを大勢の方々が祝福して下さり、それがまた本当に嬉しくて新たな力にもなったと思う。 レースの2日前と前日、仲間達と一緒に試走を行えた事も有り難かった。 ちょっとしたトラブルもあったが、SPECIALIZED JAPAN ブースで対処して頂けて、サポートして頂いているブースが会場にある事を本当に心強く感じた。 今回もアジア大会でも使用したのが、すごくお気に入りシューズ。 残念ながら現在日本には女性用MTBのS-WORKSシューズが入荷されていないが、今回は特別に入れて頂いて、足元を支えて頂いている。 レース当日。 体調は良かったが、大きな大会後には、自分では感じない疲労が残っている事も考えられるので、そういう心積もりもしておく。 やりたい展開、やってはいけない展開、でもそうなってしまったら・・・とか色々考えてはおくが、いざレースとなれば出来る事をやるしかない。 台風に伴う天候が心配され、タイヤの選択も最後までかなり悩んだが朝の雨も上がり、女子エリートのレース時間帯には降らない確立が高そうだったので、一番使いたいタイヤをチョイス。 スタートは2列目。 反応は良くは無かったが悪くもなかった。しかし直後とその後、2回ヒヤッとする場面があり、危うく落車に巻き込まれそうになったが上手く回避出来、落ち着いてレースを進める。最初のシングルに1番で入る。 周回数も1周減って4周しか無いので、ここは要だ。 後ろからの圧力を感じつつも、タイヤの事、路面の状況をしっかり見ながら大きなミスだけしないように下る。 ポジションを譲らないまま次の上りを迎え、少しだけ後続を放す事に成功。 ここからは無理をせず落ち着いて、追いつかれても大丈夫位の気持ちで特にスリップしそうな所は丁寧に走っていく。 思っていた以上にコースコンディションは悪くなく、タイヤのチョイスも良かったと確信。 身体も良く動いていたし、後続とのタイム差も少しずつ大きくなっていったので、滑りそうな所は少し慎重に走り過ぎた感はあるけれど、しっかりと勝ちを納めるべく走り切れて、嬉しいゴールを迎える事が出来た。 この夏、ユース・オリンピックに出場した中島(club SY-Nak) も、更にステップアップした走りで、表彰台をゲットした。 上手くいく時は上手くいくもの。 今回はあらゆる事が上手く回ったが、毎回そういうわけにはいかない。 1つ怠れば、1つ間違えれば結果は全く違ったものとなってしまう。 たまたま上手くいったものも、確実に上手くいくように、気を引き締めて上積みしていきたい。 2週間後の最終戦、一里野大会が私の今シーズンの最後のレースとなるが、ここから守ろうとすると落ちていきそうなので、もう一歩前に進めるように攻めの気持ちで最終戦を迎えたい。 今回の大会では、一緒に喜んだり、一緒に向かっていける仲間達がいる事の喜びを改めて感じる事が出来ました。 ありがとうございました! 大会関係者の皆様、応援して下さる皆様、ありがとうございました!
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◆Resalt
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Photo by 信州ふぉとふぉと館 |