勝負は相手との戦いでもあると同時に、自分との戦いでもあります。 特にMTBはロードレースに比べ駆け引きやチームプレーなどが少ない分、その要素が高い競技です。 その為にも、日頃のトレーニングの中で、自分との勝負をして行く必要があります。 強化を目的とした負荷をかけたトレーニングは『もうだめだ』『これ以上走れない』と感じた後のプラスαの部分が非常に大切です。 個人差はありますが、人間は『もうだめだ』と感じた時点では、実は持っている能力の半分くらい力しか使っていないのです。 『火事場の馬鹿力』という言葉がありますが、人間の潜在能力は自分が思っている以上に優れた物です。 別の考え方をすれば『もうだめだ』という所まではウォーミングアップと考えてもよいでしょう。 そこで『もうだめだ』とやめてしまっていたら、せっかくのトレーニングが、疲れただけの無駄な物になってしまいます。 ◆もうひと頑張り 疲れを取ったり、コンディショニングなどの目的の違うトレーニングの時は話は別ですが、日頃からそう肝に命じてトレーニングやレースを走っていれば『もうだめだ』と思った時でも、もったいなくてそこからもうひと頑張りできるはずです。 特にレースの時などは『もう脚が動かない』『集団からちぎれそうだ』なんて時には、さらなる飛躍を目指すのであれば『ここからだ』と自分に言い聞かせて気持ちを入れ替えれば、きっと良い結果にも結び付くでしょうし、その後のレベルアップも望めるはずです。 でも苦しい時はそんな事を考えている余裕がないのも事実です。 そんな時の為にも、ステムやハンドルなどの目のつきやすい場所に、動機づけとなるような言葉を一言書いておくのも良いかもしれません。 きっと自転車が、自分の持っている無限の可能性を引き出すための道具になってくれるはずです。 教訓 『もうだめだ』で、やめてしまうほど馬鹿らしい事はない。 |
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