●ウェイトトレーニングは必要か


自転車選手にとってウェイトトレーニングは必要でしょうか?
自転車に乗る事によって、必要な筋力は鍛えられる訳ですから、余計な事をやってわざわざ不必要な筋肉を付けるのは意味がないと思っている人もいると思います。
必要か必要じゃないかは賛否両論別れる所ですが、ウェイトトレーニングの優れた点を知っておいても損はないと思います。
まず、ハードなレースやトレーニングを行う為には体の土台がしっかりしていなければなりません。
直接速く走れる事には繋がらなくても、基礎体力を増強しておけばそれだけハードなトレーニングにも耐える事が出来る訳です。オフシーズンにウェイトトレーニングを行う選手が多いのは、殆どがその為です。

◆眠っていた筋肉を呼び覚まそう
シーズン中にはあまり本格的なウェイトトレーニングを始めるのは勧められませんが、ウェイトトレーニングは筋肉に意識を集中して行うので、眠っていた筋肉を呼び覚ましたり、今まで分かっているようで分かっていなかった筋肉の使い方等も分かるようになります。
力を抜くという事は案外難しい事ですが、筋肉を意識できれば余計な力は抜いて、力を入れるべき所に入れる事が出来るようになります。そして速くBIKEを走らせる為には、もっとどこそこの筋肉を鍛えなきゃ、と分かるようになってきます。
筋肉を部分的に鍛えるにもウェイトトレーニングは有効です。
弱点強化の為にも活用して欲しいですし、知らず知らずのうちに生じてしまっている体の前後、左右の筋力のバランスを矯正するなどにも活用して欲しいです。

◆しっかりした指導者のもとで行う
ベンチプレスやスクワットの記録が伸びたからと言って、それがすぐBIKEのスピードに結び付く訳ではありませんが、それでもうまく使えるならば筋力は強い方が良いに決まっています。
筋力のない人や女性は、一般的に男性に比べ筋力が弱いので、積極的にウェイトトレーニングを取り入れて見るのも良いと思います。
最後にこれからウェイトトレーニングを始める人は、良く分かっている指導者に見てもらって行って下さい。
自己流は遠回りになるばかりか、怪我に繋がる可能性が高いからです。
そしてバーベルやマシーンを使える環境にない人は、自分のウェイトを利用する(腕立てや懸垂など)だけでもかなりの事ができるので、工夫して行ってみて下さい

  目次 次のページ  

※本掲載記事の許可ない転載は禁止します。
(C) 2001 sy-nak All rights reserved