●心拍数を見ながら走る


最近は安値のものも多く出回り、より身近になったハートレイトモニター。興味半分で買っては見たものの、どう利用して良いか分からず結局使わなくなってしまったという人は案外多い様です。
トレーニングの量というのは、1日何時間、1週間に何回というように非常に分かりやすい物ですが、その質は客観的にも主観的にもとても分かりづらい物です。時速30km/hのスピードでと言っても
一流の選手と初心者では全く違った負荷になってしまいます。それを、最大心拍数の80%でと言えば同じ位の強度の運動になる訳です。トレーニングの目的によっては最も効率の良い目標心拍数ゾーンというのがあります。

◆トレーニングゾーン
最大心拍数を100%とした場合

60〜70%  軽いトレーニング。レース前後の疲れをとる時など。最も脂肪を燃焼しやすい
        ペース。LSD
70〜80%  乳酸を溜めずに最も速く走れるペース。きついと感じ出す。LSD含む
80〜90%  レースペース。このレベルでどれだけ速く、長く走れるかがレースの勝敗を大
        きく左右する。
90〜100% スプリントや短いヒルクライムなど。筋肉は酸欠状態となり、長くは続かない。
        もちろんレース中もここまで追い込む事はある。

自分の最大心拍数を知るには、220-年齢という公式もありますが、あまりあてになりません。10分位で上りきれる上り坂で、すこしづつペースを上げて上り、最後の最後に力を振り絞った時の最大の心拍数が、ほぼ自分の最大心拍数です。
ある程度ハートレイトモニターを使い慣れてくると、モニターを見なくても、今だいたいどの位の心拍数だというのが分かるようになってきます。でも、その日の疲れ具合やコンディションなどによっても感覚と多少のズレが出ます。ハートレイトモニターを使ってトレーニングしていると、自覚症状のない疲れなどもかなり把握できるのでオーバートレーニングの防止にも役立てられます。体調管理の為にもハートレイトモニターは有効に使いましょう。
今では色々なメーカーの製品がありますが、中でもポラール社の製品が性能、機能、ソフト等含め、最もお勧めできます。

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