ハートレイトモニターを利用する際に、目安として是非知っておいて欲しいものにATがあります。 運動の強度をすこしづつ上げて行くと、呼吸もだんだん早くなり苦しくなります。 筋肉は動かす事によってできた乳酸を分解する為に酸素が必要になるからです。 しかし、そのまま負荷を上げて行くと、最終的には酸素の供給が間にあわなくなり、乳酸の溜まった筋肉は動かなくなってしまいます。 筋肉が動かなくなってしまったら練習は続けられません。 では、酸素の供給が間に合う状態でもっとも強い強度でトレーニングすれば、理論的には最も長い時間ハイレベルなトレーニングが出来る訳です。 ちょっとややこしくなってしまいましたが、有酸素運動から無酸素運動に切り替わるポイントの心拍数がATです。 自分のATを知っていればトレーニングもより高いレベルで出来るという訳です。 ATを境に、これより低い心拍数で持久的トレーニングは、主に有酸素系を鍛え、高い心拍でのトレーニングは主に無酸素系を鍛えます。 ◆ATの測定法 ローラー台などで1分おきにスピードを上げるか、同じペダル回転スピードで負荷を上げていき、1分おきに心拍数を記録していくと、一定の間隔で心拍数は上がっていきます。 しかし、ある程度の所で上がる感覚が頭打ちになるポイントがあります。 このポイントがATです。 グラフに書き出すと見つけやすいですが、なかなか一発では正確な数値を出すのは難しいです。 定期的に測定来る事によって、自分がどれだけレベルアップしたかが分かります。 というのも、レース中の心拍は、ほとんどがこのAT前後になるはずだからです。 例えばAT170の人が心拍数173で走っていたら無酸素運動になってしまうので、直ぐに脚が動かなくなってしまいますが、トレーニングを続ける事でATが175まで上がれば、173で走っていても有酸素運動だから長く続くという訳です。 要するにATのポイントが上がってくれば、それだけ速く走れる訳ですし、同じ170の心拍の時でも40km/hでしか走れなかったのが43km/hで走れれば、それだけレベルが上がったという事が分かります。 ![]() SY-NakではATの測定もやってます。(要予約) |
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