| ヒルクライムStep up camp      by team SY-Nak   

日時 : 2018年5月12日〜13日   場所 : 八ヶ岳/野辺山高原 SY-Nak cabin 周辺
「めざせ!野生動物の動き!」


近年急激に普及しているパワーメーター等、機材の進化でトレーニングはとても効率的になりました。
私達も、パワーメーターは20年以上前から使用しているので、その有効性はとても実感しています。

ただ、ナビやスマホができた事で、便利になった反面、道や電話番号等を覚えなくなった様に、進化した事で得た物もあれば、忘れ去られそうになっているものもあります。


今回は、まず大切なこと
イメージや自分の感覚を研ぎ澄まし「より楽しく、より楽に、より速く」走る事を目指しました。

その場だけではなくて、今後に活かしていけるように




上図の様な胴体、腕、脚の塊にならない様、気持ちよく動く為に、身体を固めず、筋肉は筋肉、骨は骨の役割をしっかり果たす為に、様々なエクササイズで各部を解したり意識したりしていきます。

そんなこんなで、地味だけどとっても大切なエクササイズ、ペダリングやポジション等についての座学後に、実際に自転車に乗って、学んだ事を自転車に繋げていきました。






地上最速のチーターの動き
車に例えると、前脚、後脚はタイヤ、体幹がエンジン


細かな筋肉も動員できる様、各部をバラバラにしていきましょう。


ちょっぴり解剖学のお勉強
股関節を動かす筋肉は股関節より上にあります。
体を大きく使いましょう。


ペダリングやポジションについても、しっかり意識できる様、まずは理論を学んで実走へ繋げます。重心を意識する事はとても重要

●ダンシングレクチャー


Beforeは、チーターで表現すると、脚だけで走っている状態に近く、腕は肩でブロックされて体幹の力を有効に使えてなく、上下や前後の無駄な動きの目立つライダーが多いのに対して、 Afterは、肘も緩んで上体の力をリズミカルに左右の動きで上手くペダルに伝えられる様になってきてる。
レクチャー後は、オーバーアクションになりやすい傾向はあるけれど、、意識的にやっている段階では、むしろ意識しやすくなるので、オーバーアクションから段々とロスを削っていって自分の物にしていければ良いでしょう。
 
 

無駄な力は極力使わない様、脱力して骨で走るイメージで

必ず1つ以上のテーマを意識しながらビルドアップ走

昨日の基礎を生かして、2日目はより実践的に


お天気の関係で、2日目はコース変更となってしまい、予定していた内容を大幅に変更する事となってしまいましたが、ちょっとした意識でグッと良くなる事もあれば、地道に積み重ねていく事で少しずつ改良されていく事もあります。
良いイメージを追いかけ続けていきたいですね。


ちょっと早めに切り上げなければならなかった分、キャンプの〆は皆んなで美味しい自然のパワーを頂きました。

御参加して下さった皆様、お疲れ様&ありがとうございました!


  

しっかりパワーをペダルに伝えられる様、あえてギヤをかけて各部を意識しながらダンシング