♪2001Spring♪

ゴミ焼きもまた楽し?

ここは都会の様に、ゴミの収集など殆ど来ない。
出したゴミは当然処理しなければならない。
ゴミなんか、直ぐに燃える物と思ってしまうが、ダンボールいっぱいのゴミを燃やすにも、結構な時間が掛かる。
ゴミがあれば、ポイっとゴミ箱にと言う生活とは違い、ここで生活していると、出来るだけゴミを出さずに、またリサイクルへの関心も強くなる。
電話帳一冊燃やすのも、以外と時間が掛かる。そんな時は、好きな本を片手に、ゴミ焼き職人となる。
しかし、やはり時間がもったいないし、この熱エネルギーを何ににも利用していないのは、これまたもったいない気がする。
ローインパクト、地球にやさしく・・・ゴミを焼いていても、色々と考えさせられる物だ。
●うれしい発見!

先日、裏庭が草ぼうぼうになっていたので、草刈しなきゃーと思っていたら、何とイチゴがなっているのを発見!
しかもけっこう沢山なっている。
赤く熟したイチゴ一号をパクッ!
うまい!!本物のイチゴだ!
何の世話もせずに勝手になってくれたので、なんだかとっても得した気分。
庭を探索していると、イチゴだけではなく、ヨモギ、みつば、ぜんまいとかも沢山見つかり、これがまた新鮮で、うまい!
まわりの畑も、高原野菜の収穫が始まった。
野辺山の野菜は、本当においしい。太陽に一番近い所で、おいしい空気とおいしい水で育ったからかな?
何十年も生きてきて、野菜その物のおいしさに感動したのは、始めての経験かもしれない。
●梅雨?!

ですよね?世間は
でも、ここ野辺山は梅雨らしい物がないみたいです。
6月の平均降水量は関東地区の180mmに対して、野辺山は50mmと、3分の1以下です。
何でだろうと思ったら、どうやら野辺山の空は、雨の進行方向上に八ヶ岳がそびえていて、雨雲が分かれてしまうらしいです。
年間の降水量を見ても、やはり3分の1
ありがとう八ヶ岳!
湿気も少なく快適
毎日カッコウの声に起こされ、さわやかな朝を向かえています。
野辺山は、これから益々良い季節になってきます。
●咲いた〜咲いた〜♪

今年もやまなしの木に花が咲きました。
毎日、写真家の人達やスケッチをする人達でにぎわっています。
ここ野辺山では、桜も今が満開です。
村中が花だらけで、本当に良い季節になってきました。
タンポポ、すみれ、いぬふぐり・・・都会では、あまり見られなくなった、かわいい花達が咲き乱れ、幼い頃を思い出させ、心を和ませてくれます。

また朝の散歩が楽しみです。
野辺山高原100キロウルトラマラソン

5月13日(日)
ここ野辺山をスタートゴールする、ウルトラ100kmマラソンが開催された。
今年で7回目を向かえたこの大会は、1000名以上の参加者で、朝5時にゲストの間寛平のスタートの合図と共に野辺山駅前をスタート!
我々も後半の約50キロをロードレーサーで追走した。
単純に応援したいのもあったけれど、同じ目線で走る事で、オートバイや車では感じることのできない、選手達の感動が少しでも味わえそうな気がしたので、多少邪魔に思う選手もいたかも知れないけれど、あえて自転車の上から応援させてもらった。
沿道には何キロか毎に設けられたフィードゾーン以外にも、農家のおばあちゃん達がポットと湯呑を並べて、選手達をもてなす私設フィードゾーンをそこかしこで見かけた。これには心温まる物を感じた。
そして100キロという長い道のりを、歩く様なスピードになっても、皆自分なりに走りつづけているのには驚かされた。
「ガンバレー!」と声をかけると、皆「ハーイ!がんばりまーす!」と声が返ってくる。
そして走り終えた選手は、みな満足そう。
そりゃそうだろう、100km走りきったんだもの
チャレンジスポーツならではの感動を味わう事のできた一日だった。
自分への挑戦と言う言葉がピッタリな大会だと思った。
●2001年5月3日(木) 雪 !?

朝5時30分起床
今日は岩岳でエンデューロ
しかし、予報では雨の一日
゛あ〜ぁ、また泥レースかぁ、ゆうつだなぁ"とカーテンを開けてビックリ!
目に飛び込んで来たのは、一面銀世界!
昨晩はどうも冷えるとは思ったものの・・・カナダのキャンモアやスペインのシェラネバダで、真夏に雪に見廻れたことはあったけど、ほんとに今年は何かおかしい
慌ててジムニーに荷物を載せ代え、白馬へと向かいました・・・
●ふきのとう

野辺山にもすっかり雪がなくなり、暖かな毎日ですが、山の中を走っていると、更に春を実感します。
今日はコース脇でふきのとうを発見
ふきのとうの春らしい香りとほろ苦さは、季節がくれるいっときの楽しみ。
香りいっぱいのふきのとうみそにして、春の味を楽しみましょう。
炊き立てのご飯に合うのは勿論のこと、風味豊かな調味料としても応用範囲はいろいろです。
●ゆっきーが解けて・・・♪

今年は本当に雪が多かった。
この雪は3年振りの大雪で、その3年前が60年ぶりの大雪だったらしい。
そんな野辺山にも春がやってきた。
道路が現れ、畑が現れ、白一色だった世界に様々な色が蘇ってきた。
雪中トレーニングも楽しかったけど、やっぱり自転車に乗れるのが最高。道を走るのがとても新鮮。
まだひんやり冷たい空気を切り裂いて走る。
もうすぐいろんな色の花が咲き始めるんだろうな。
冬眠していた野辺山がいっせいに活動開始だ。
●スケートショートトラック世界チーム選手権

3月24・25日に、ここから3分ほどの所にある野辺山帝産ロッジスケートリンクで、スケートショートトラックの世界チーム選手権が開催された。
実はここ野辺山は、日本のショートトラックの本拠地でもあって、多くの選手たちが集まり、今回のような世界レベルの大会も、度々開催されている。
そういった事もあって、最近はスケート選手との交流も多くなり、ここSY-Nak cabinも、選手達の隠れ家になりつつある。
他競技のトップレベルの選手達との情報交換は、我々にとっても刺激が多く、楽しい一時だ。
●ゴミ

最近はゴミを捨てるのにも、結構な金を取られるから、山の中にゴミを不法投棄する不届き者が増えている。それでも、ここ野辺山の山の中で、不法投棄のゴミを見かけることは少ないが、スノーハイクの途中、斜面に捨てられた洗濯機を見つけた。
良く見ると、クルクル回して洗濯物を絞る奴がついているではないか。これはどう考えても、30年以上前の代物だ。なのに、まだ使えそう、とまではいかないまでも、こんな山の中で雨ざらしになりながらも、今だ原型をとどめている。
不法投棄を見ると、大抵頭にくるが、これにはちょっとタイムスリップ気分を感じてしまった。
でも、山はきれいに!
●いや〜、春です。

3月8日(木) 
ひな祭りも終わり、すっかり春です・・・・・世間的には

でも、ここ野辺山は、まだ真っチロです。
ほんとに今年は雪が多い。
とは言っても、ここに居ると、春の訪れを、日々肌で感じます。
もう道路にはすっかり雪もないから、Bikeにも乗れるし、XCスキーだって、玄関から履いたまま出れると言う状況です。しかも、雪は締まっているから、XCスキーも速い速い!
来年はスノートライアスロンにも挑戦してみようかな
●寝れる木

見ての通り、寝れる木です。
直径4m程の巨木です。
寝れる木の上で、好きな本を片手に、携帯コンロなんか持ちこんで、コーヒーをすすりながら、過ごす休日は、何物にも変えがたい贅沢なひとときです。
鳥のさえずりをBGMに、右手には青空をバックに、くっきりと浮かび上がる八ヶ岳の姿
真冬だってのにぽっかぽかです。
直ぐ近くだけど、こんな取っておきな場所は教えられません。

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